絶望から希望へ

厳しい人事異動にあった、おじさんが立ち直りに向けて奮闘する記録

鳩に罪悪感を覚える。

 連休中ではありますが、なかなか前向きになれない中、特に新しいことをやる意欲もなく、庭木の手入れなどをしています。

 田舎なので、剪定に脚立が必要な木が何本かあります。

 一昨日ことですが、そのうちの一本を切っていてびっくり。葉と枝の間から、いきなり鳩が顔をのぞかせました。

 セオリー通りに上から剪定していきますが、鳩のすぐ近くに行くまでジッと大人しくしていたのでしょう。いきなり目が合い、威嚇してきます。

 逃げるだろうと思って、周りの枝や葉を剪定しても、バサバサと羽を動かしたり、大きな音を立てて下に降りていきすぐに戻ってきたり・・・

 鳩ながら、自然の動物の本気の迫力を感じました。襲われそう・・・

 

 仕方ないので、その上下や左右を剪定しました。鳩はしばらく木から外を見ていたり、近くの物置の屋根から木をうかがったりしていました。

 昨日、今日と様子を見ていますが、鳩の鳴き声は聞こえてくるものの姿が見えません。今日になって、そっと鳩のいた辺を調べると巣がありました。

 

 雛がいなかったのがせめてもの救いですが、もう少し早く剪定していれば、こんなところに巣を作らずに済んだのに・・・と罪悪感で一杯です。

 

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 本能なのでしょうが、必死で巣を守ろうとする鳩の迫力には恐れ入りました。

 

 自分も、左遷なんかにいつまでもめげていないで、もう少し心を強くして生きていきたいと痛感しました。